事務局より

巻頭:兵庫県が次期障害者プランの骨子案を提示 障問連として積極的な提言を行っています

兵庫県が次期障害者プランの骨子案を提示 障問連として積極的な提言を行っています

障問連事務局

 

〈兵庫県/特別支援学校在籍者数〉

平成20年度4141人 → 平成25年度5179人

〈兵庫県/入所施設者数〉

平成24年度5486人 → 平成25年度5523人

特別支援学校の在籍児童数は5年間で約1000人以上の増加、そのほとんどが知的障害児童。今後5年間で更に500人以上の増加が見込まれています。

また入所施設等から地域移行した人は平成18年~25年で793人ですが、新規入所された人も多くおられ、入所者数は増加しています。

今回、兵庫県障害福祉審議会において県が提案した次期プラン案には夢を込めた「未来予想図」が示されています。障害の重い人の意思決定支援、どこで暮らしたいのかの自己決定を重視するとされています。しかし現実は上記の数字。数値だけを見るべきではないでしょう。一人ひとりが包囲される生活の現実や声にならない思いにつながり施策提言していく明確な根拠を持った障問連活動でなければならないと思います。

また神戸市では公営住宅を活用したグループホーム設置に地域住民が反対し市議会まで陳情書が上げられました。兵庫県における差別解消の仕組みの必要性を改めて感じます。

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