２０２４年度人権シンポジウム
２０２４年度人権シンポジウム
年金制度の国籍条項撤廃運動
在日朝鮮人障害者として
講師：慎英弘さん（四天王寺大学名誉教授）
主催：障害者問題を考える兵庫県連絡会議
人権シンポジウムは、障害者問題も含め様々な人権課題を取り上げています。昨年9月に障害者権利条約に基づき、国連から日本政府に対し厳しい勧告が出されました。障害者問題だけでなく、在日外国人に対する施策についても長年にわたり国連は日本政府に対し勧告を出し続けていますが、日本政府は改善しません。厳しい中、年金制度の国籍条項撤廃の取組みが今も続けられ、国の責任を問いつつ、自治体に対しても同じ市民・県民の差別を無くすため、自治体独自の救済施策が全国各地で行われています。その発火点になったのが、神戸市の身体療護施設に入所する重度障害者の告発、それに呼応し設立された「障害年金の国籍条項を撤廃する会」の粘り強い活動です。
慎英弘さんご自身、年金制度の国籍条項撤廃運動に関わられてこられた無年金障害当事者です。同運動の経緯と課題、また在日朝鮮人障害者として生きてこられた歩みを話されます。
また特別報告として「全国部落調査復刻版出版事件裁判〜高裁判決を受けて〜」について、部落解放同盟兵庫県連合会の橋本貴美男さんから報告していただきます。ふるってご参加ください。
《慎英弘さんプロフィール》
1947年東京生まれ、在日朝鮮人２世。小学３年生のときに失明。主な著書に『定住外国人障害者がみた日本社会』（明石書店、1993年）、『自立を混乱させるのは誰か――障害者の「自立」と自立支援』（生活書院、2013年）など多数。
日時：2024年1月20日（土） 13時半～16時半
場所：神戸市障害福祉センター（総合福祉センター４階、場所は上記地図を参照）
（Zoomでの配信も行います。ご希望の方は、以下の連絡先に1/18までにご連絡をお願いします）
★情報保障の必要な方は、2023/12/25までに以下の連絡先までご連絡をお願いします。
資料代：300円
連絡先：info@shoumonren-hyogo.jp
12月 21, 2023