【巻頭あいさつ】 明石市で条例制定に向け「差別について考える」フォーラム開催される
【巻頭あいさつ】 明石市で条例制定に向け「差別について考える」フォーラム開催される
障問連事務局
暑さが厳しくなってきました。皆さまお元気でしょうか。
6月28日、明石市で「障害のある人への差別について考えるフォーラムINあかし」が、250人を越える参加者で会場が満杯の中、開催されました。昨年6月神戸で開催されたDPI日本会議全国集会での「明石市で条例制定します」と泉市長の宣言以降、障害者雇用も実現し、ようやく第一歩としての取組みが実現されました。兵庫県障害福祉審議会において障問連も特別委員としてこの間分科会参加や意見書提出等に取り組み、この明石市での取り組みとつながり県下の運動を活性化していきたいと思います。また第一回事業所交流会も開催され、障問連加盟以外の団体も含め17事業所が集いました。今号ニュースで詳しい記事を掲載していますが、中央では精神科病院の「病棟転換型施設」問題は、まさに障害者権利条約批准直後に条約の理念に明らかに反する動向に対し、6月26日3000人を越える参加による反対運動が展開されました。様々な法制度の改訂が図られても、現実を変革していくには一人ひとり声を上げ問題を顕在化していかなければなりません。事務局としても、この間寄せられている介護保障問題、就学に係る課題等に精力的に取り組んでいます。オールラウンド交渉要望書も完成間近、8月には兵庫県との第一次交渉を予定しています。ますます暑い季節になりますが、事務局として頑張りたいと思いますので、皆さん、よろしくお願い致します。
7月 2, 2014