【速報】 神戸市グループホーム問題、建築安全条例一部改正
【速報】 神戸市グループホーム問題、建築安全条例一部改正
障問連事務局
障問連としてもこの間積極的に取り組んできた神戸市におけるグループホーム問題ですが、神戸市議会本会議平成26年度第1回定例市会6月議会において、「第55号議案 神戸市建築物の安全性の確保等に関する条例の一部を改正する条例の件」として6月17日に議案提出され、全会派一致で可決されたようです。
議会での採決を受けて、神戸市のホームページでも「「神戸市建築物の安全性の確保等に関する条例」の一部改正」として掲載されました。それによると、建築物をグループホームに転用する場合、一定基準を満たす物件については、建築安全基準の適用除外、とのことです。これによって、基準緩和は一定程度なされたと言えるでしょう。ただし、「建築基準法上の用途は寄宿舎として取り扱われる」という従来の見解は変わっておらず、この「改正」をどのように捉えるのか、事務局としても議論を継続していきます。
・「神戸市建築物の安全性の確保等に関する条例」の一部改正(神戸市ホームページ)
http://www.city.kobe.lg.jp/business/regulation/urban/building/rule/anzenkaisei_gh.tyushajo.html
・会議結果(本会議の結果・平成26年・第1回定例市会・6月議会の「会議結果」「議案等に対する各会派の
賛否一覧」、神戸市会ホームページ)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/municipal/giann_etc/kekka.html
7月 2, 2014