障害者問題を考える兵庫県連絡会議（障問連)

６／１３　　2014年度第一回代表者会議にご参加ください

石橋宏昭（障問連事務局長）

６月にはＤＰＩ日本会議の全国大会が静岡県で開催されます。総会や各分科会での大きなテーマは、差別解消法を今後どう実態化していくのか、各地域の取組みや状況が報告されます。障問連からは常任委員として私と藤原久美子さんが参加します。全国大会については次号で報告しますが、今ニュースの報告にあるよう、兵庫県での計画策定や条例について審議会での議論が始まっています。しかし当事者団体（委員）の温度差、また県内の地域格差も大きなものがあります。ゆるやかなつながりから、課題を共有し、行政要望や運動的な取り組みへと結びつくよう、障問連として働きかけていきたいと思います。地域によれば県内圏域での制度の仕組みなど実現可能な方策も要望していきたいと思います。案内にあるよう、６月１５日には第一回事業所交流会が開催されます。事業所どうしのつながりの中から情報交換、各地域の実情を明らかにし、事業所交流の輪が県内各地域に広がって行く事で、さらに様々な地域の意識や制度運用の実態を知り行政要望へとつなげて行けるよう取り組んでいきたいと思います。また、明石市では差別禁止条例を制定するため障害当事者が条例担当課長として公募により選ばれ就任されました。障問連として明石市への支援、兵庫県・神戸市での条例制定を当面の大きな課題として取り組み、他市町でも条例制定の取組みを活性化していきたいと思います。

障問連事務局として、この間も寄せられる相談事案への対応や、神戸市のグループホームの建築基準に係る取り組み、そして兵庫県障害福祉審議会、各分科会への傍聴、意見書提出、神戸市障害者施策推進協議会等、精力的に取り組んできました。「代表者会議」では、これらの情勢報告と取組み検討を議論しつつ、2014年度のオールラウンド交渉：要望書の作成について、皆さんと議論を深めたいと思います。

是非、ご参加ください。