事務局より 人権シンポジウム 総会

【案内】 2021年度障問連総会/人権シンポジウム

障問連事務局

日時:1月29日(土) 午前10時~総会/午後1時半~人権シンポジウム

場所:神戸市勤労会館

◆結成から40年を迎えての総会

障問連は1981年12月に結成されました。今回の総会で40年目を迎えます。「障害者の完全参加と平等」と謳われた国際障害者年、しかし何らの介護施策は皆無に等しく、小規模作業所もなかった時代、一方で1979年養護学校義務化反対の闘いから県下各地で就学闘争が取り組まれ、また自治労による精神医療実態調査反対、県会議員の差別発言糾弾の闘い、当時設立したばかりの「えんぴつの家」に集い障害者団体が話し合い、労働組合との共闘を目指しました。それから40年・・・。

国連障害者権利条約への批准を機に障害者制度改革が行われ、障害者制度は大きく転換しました。しかしその一方で、人権各種法制度の成立があるものの、極めて日本的なあいまいさと格差貧困の拡大による排外意識が強まる等、社会全体の在り方が大きく変わりつつあります。そのような中、障問連活動を、今後どのように展開していくのか、コロナ2年目となった2021年度を総括しつつ、新たな2022年度の活動に向け、総会を開催します。総会前の議案策定のため、以下のように代表者会議を開催します。加盟団体におかれましては、ご参加のほどお願いします。

【2021年度第2回 代表者会議】

日時:12月10日(金)18時30分~   場所:神戸市障害者福祉センター(ZOOM参加あり)

 

◆2021年度「人権シンポジウム」に多数のご参加を

今年7月県知事選挙、11月衆議院議員選挙により兵庫の政治状況も変わりました。そのような情勢を踏まえ、久保敦校長(大阪市立木川南小学校)をゲストに招き開催します。正式な案内文は次号で掲載しますが、趣旨について、以下お伝えします。

コロナ禍のなか、大阪市では松井市長が現場を無視し、全市一斉のオンライン授業の導入を指示しました。何の準備もなきままの命令に対し、久保校長は・・・

【大阪市教育行政への提言】

「~豊かな学校文化を取り戻し、学び合う学校にするために~

子どもたちが豊かな未来を幸せに生きていくために、

公教育はどうあるべきか真剣に考える時が来ている」

と題する手紙を松井市長あてに送付、それに対し、松井市長は「子どもたちは競争する社会で生き抜かなければならない」とし市教委は校長を処分した。久保校長はこの手紙は「もう黙ったまま自分をごまかしたりしないという自分の立場宣言」と位置付けられています。

コロナ禍による困難な教育現場、さらに抑圧する強権的な政治、それに抗する生き方・・・久保校長の話を聞き、みなさんと考え合いたいと思います。

(※コロナの感染状況も踏まえ、定員を設けます。詳しくは次号ニュースやHPでご確認ください)

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