【巻頭】 旧優生保護法東京地裁の不当判決に抗議する/7月会議はリモートも含め開催します
凪裕之(障問連事務局次長)
緊急事態宣言解除後一月余り、まだまだ予断を許さない状況が続いています。東京など感染確認者が日々増え、世界でも感染拡大が続いています。少しでも早く落ち着くことを願うばかりです。災害や熱中症にも注意する時期です。皆さん、くれぐれもお身体にお気をつけください。
6月12日、少人数だけ集まりリモートも含め、拡大事務局会議を再開し多くの参加がありました。播磨地域の当事者など、普段遠方で参加できない顔ぶれも参加できました。
国はこのコロナの状況下、不十分ながら様々な施策を講じていますが、実際に各自治体に活かせるか否かは、それぞれの障害者の現場の声、取り組みにかかってきます。また、今月26日は相模原事件から4年、7月30日には優生手術裁判が神戸地裁で行われる予定で、6月30日には東京地裁で原告の賠償請求を認めず仙台地裁判決より後退した不当判決があり、根強い優生思想に対するさらなる取り組みも求められます。
今後の会議運営ですが、7月の拡大事務局会議から広い会場に人数少なめに集まり、遠方の人も参加できるリモートを含めた会議として開催したいと思います。リモートについては生活支援研究会に助力してもらいます。また、それぞれの課題ごとの集まりも、徐々に再開していこうと思います。
8月の代表者会議では、兵庫県、神戸市に対するオールラウンド交渉の要望書の検討が議題です。コロナの状況の中、例年通り多人数で長時間の交渉は難しいことが見込まれますが、要望書はしっかりと提出したいです。各地それぞれの状況や要望を踏まえながら要望書を作っていきたいと思っています。ぜひ、要望や意見をお寄せください。ご協力をお願いします。
【次回 7月拡大事務局会議】
日時=7月10日(金)18:30~
場所=神戸市障害者福祉センター4階 会議室B・C
(80名定員の部屋ですが、密を避けるため、40名までで行います。)
リモート(Zoom)での参加も可能です。
会議参加かZoom参加かを3日前までに、必ず事務局までご連絡ください。
Zoom参加の場合、事務局からメールで、レジュメと会議ID、パスワードを事前に送ります。
7月 7, 2020