事務局より

編集後記

7月16日、人気グループ「RADWIMPS」の野田洋次郎氏が「大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべき」とツイート、そして7月27日、元東京都知事の石原慎太郎氏が「業病のALS」患者が願ったという「尊厳死」を手伝った医師の行為に対して「武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳」とツイートしました。この人たちが特段、特別だというわけでもありませんが、この社会の優生思想を「見事に」体現した発言のように思います。野田氏は「愛国ソング」を作っていますし、石原氏に至ってはご承知の通りです。良心的な研究者が「この事件を尊厳死問題と安易に結び付けるな」と警鐘を鳴らす一方、日本維新の会は尊厳死PTを作ろうと動き始めています。著名な人たちが社会の意識を体現し発言する影響力に頭を抱えます。(NZ)

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