事務局より

【巻頭】 3~4月、各種取り組みが続きます。ぜひご参加ください

障問連事務局

インフルエンザがこの5年間で最も猛威をふるったと言われ、加盟団体の事業者にも少なからず影響がありましたが、皆さんお元気でしょうか。

障問連事務局では介護保障問題での連続セミナーの取り組み、小野市の障害当事者の声に呼応し取り組みの応援、高校入学支援の取り組みと神戸市教委との2回にわたる交渉、事業所交流会・バリアフリー企画・障害者春闘の準備など、新たな課題も含め例年になく多忙な2月期でした。

それらの課題についてはニュースでの報告が間に合わず、また2018年度から実施される報酬改訂/バリアフリー法改正など制度動向など報告ができず申し訳ありません。3月~4月期はイベントが盛りだくさんあります。各案内を掲載していますので、ぜひご参加ください。

1月末に仙台地裁に優生手術被害者により国賠訴訟が初めて提起されました。弁護団や支援者の尽力もあり、困難な中で当事者が声を上げ、北海道、東京でも原告が立ち上がられました。国会でも被害の実態究明や救済に向けて国会議員連盟の設立へと動き出しそうで、連日マスコミでも報道されています。

今号ニュースでは、仙台現地にも支援に行かれDPI女性障害者ネットワークで活動する藤原久美子さん(自立生活センター神戸Beすけっと)の報告を中心に、優生手術問題について掲載しています。優生手術の件数が最も多い北海道知事は、過去の施策の過ちを謝罪し実態究明していくと記者会見で表明しました。知事自らが主導して「不幸な子どもの生まれない運動」を行った兵庫県においても、過去施策の反省、実態究明と被害者救済に積極的な姿勢を、私たちは求めていきたいと思います。

« »