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【交渉報告/続報】 神戸市営地下鉄の乗車位置・アナウンス問題とその話しあい

障問連事務局

 

2月15日に「神戸市交通局高速鉄道地下鉄運輸サービス課」と、神戸市営地下鉄の乗車位置とアナウンスの問題についての交渉をもったことを、この障問連ニュースの3月号で野橋さんから報告がありました。その件について、進展がありましたので、簡単にお知らせいたします。

 

「降車駅のマイクアナウンス問題」。車いすで地下鉄に乗車する際に、ホームと列車の間にスロープを置いてもらうという補助を駅員に頼んだら、前もって「やめてほしい」と言っても、補助をする駅員が駅構内に響き渡る大きな放送で、降りる予定の駅名をマイクアナウンスするという件。安全面からもプライバシーの面からも、マイクアナウンスをやめてほしい、と訴えました。

2月15日の交渉では「いったん持ち帰って関係部署で相談します」ということでしたが、その後、会議した結果を「運輸サービス課」から連絡いただきました。

結論からいうと、補助を必要とする車いす利用者ひとりひとりに対し、「マイクアナウンスが必要かどうか」を駅員が確認して、「必要ない」という人には『マイクアナウンスをしない』ということを決定したそうです。平成29年5月1日から開始とのこと。

乗車位置についてはまだ進展ありませんが、このアナウンス問題については、こちらの訴えが通った形になっています。

今回、運輸サービス課の人とは、直接話し合う場が持て、そのことに関しては非常に良かったと思います。まだ課題は残っているので、今後も話し合いを続けていけたらと思っています。

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