優生思想

【優生思想】 相模原事件を考える・3

今月は、9月に横浜で行われたピープルファースト大会に出席された兵庫ピープルファーストの当事者3名に感想を書いていただきました。横浜大会では、急きょ、相模原での障害者殺傷事件について、献花の時間が設けられました。ぜひ、以下の感想をお読みください。

 

●よこはまへいって 櫻田厚子

 

しんこうべから しんかんせんにのって いきました。

おひるごはんたべてから よこはまついてから あいさつがあって かんこくのぶんかかいは ありませんでした。

19人のはなたばをやりました。石地さんのだんなさんに 花をもらいました。

ぶんかかいは だーのコーナーがおわって あめがようけふって ふくがぬれて かわかしました。

夜のパーティーは ようけはたべていません。夜はまえでようけおどりました。

ホテルついてから さきにおふろにはいって ふとんのじゅんびをしました。朝パンとぎゅうにゅうをのみました。

かえっていくときに あめがふっていました。へいかいしき やっているとこへいってから ふくをほしました。へいかいしきにでてから おわってから みんなと おひるごはんをたべてから おみやげをこうて きっぷこうてから しんかんせんにのって しんこうべからおりて みなみちゃんがバスまでおくってくれて はやくねました。

ぜんたいかいに べんきょうをして ちょっとむずかしかったです。ちょっとかなしかったです。ひょうごのみんなと やまゆりえんのことを べんきょうしたいと おもいます。

だーのコーナーはマイクをまわしました。足がつかれました。トレーニングジムをがんばること おかねをためること パン工場をがんばることを いいました。たのしかったです。よけはなしをする人がおって ちょっとつかれました。

へいかいしきは しょくいんはえらそうにするなを いいました。もういっかいしたいと おもいます。すっとしたと おもいました。

 

 

●横浜ピープルファーストの感想 芝田鈴

 

今年2016年は横浜ピープルをした。横浜=神奈川県での話し合いと言えば、虐待事件の事を、やまゆり園事件でハンディのある人は生きる事は無い!死ね!と健全者に言われた同様、殺された事には安心している事が私には出来ない。人を人として見ていない!そんな人に何と言えば良いか解らないけれど、話だけは聞いて私も言おうか・・・とさえ思った。今は果して、どうなっているか考える。

全体会で犯人の肩を持つ事ばかり話して犯人の肩を持つ事が正しい。犯人が可哀想だと教授は言って、私達に助けを求める言い方をしていたのが、あの教授も仲間の1人ではないかと私の耳には聞こえた。

分科会の「だーのコーナー」昨年から始った「ダーのコーナー」私は司会をした。いつも言いたくてならない事を終りに「だー」を付けて色々言ってもらえた。私も色々言って忘れたが、今ふっと思い出した。あべ。アンポ反対だ。自立が始めたばかりだけど出来た。だーのコーナーや事ム局長を続けたい。

交流会では毎年の様に、食べたり飲んだり喋ったりと楽しい時間(とき)を送ったが、少し変ったと言えば夢野真由令(ゆめのさゆり)&夢咲なな(ゆめざきなな)リナとしてCDを配った。1人だけお金をくれた。

横浜大会の感想。様々な事件を起こしている横浜(神奈川県)に行ったら少しはニュースで言ってる事は間違いだーと思える程楽しかった。が、戻って来ると横浜だけでなく他県でも差別はしてる事が戻って来て解った。

 

 

●横浜大会のおもいで 岸田茂樹

 

9月21日22日とピープルファーストの全国大会が横浜でありました。始めに19人の仲間にもくとうをしました。初めのぎだいは、薬物いぞんについて東大の先生が話してくれました。難しかったけどわからなかった。2つめに仲間のきもちでジャパンの仲間と、かいさいちの小西くんとで、つくいやまゆり園の話しや色々な話しをしてました。3つめが19人の仲間にけんかをしました。さくらださんの知りあいの吉田さんのごこういで、さくらださんとぼくとで花をけんかしました。犯人には、どうして19人のむていこうな人に手をだした事に今だにいかりがこみあげるかな。気持ちは、犯人がしゃざいしてほしいです。

交流会は、楽しかった。名刺交換や話しをして楽しかった。ゴハンは食べれなかったけど夜は、中華街に行きました。

分科会は、初めてやったダーのコーナーをやりました。きんちょうしたけど兵庫の3人でやりました。うまい事行けたかな?ぼくは、うまい事いけたかなとおもいます。

閉会式は、色々と会場とかから色々ないけんが出てきて今年おこった事件は、ゆるせない事です。

 

 

 

先月号でお伝えしたように、兵庫県は措置入院からの退院後、精神障害者の地域生活を継続支援するシステムを今年4月より始めています。また、退院の際の第三者機関の設立も知事がほのめかしています。このあたりも、11月2日の交渉で尋ねる予定です(本号で速報しています)。

 

■再発防止策で兵庫視察=相模原事件検討チーム-厚労省

時事通信 2016/10/24 18:59

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102400703&g=soc

相模原市の障害者施設殺傷事件で、厚生労働省の再発防止策検討チームは24日、秋にまとめる防止策の参考とするため、先進的な取り組みを進める兵庫県精神保健福祉センター(神戸市)を視察した。

検討チームの有識者らは、兵庫県が4月に各保健所に設置した、医師や保健師らによる「継続支援チーム」について説明を受けた。支援チームは措置入院中から患者を支援し、退院後も連絡を取り続けて継続支援につなげる仕組み。

検討チーム座長の山本輝之成城大教授は視察後、記者団に「(措置入院経験者の)継続支援で参考になった点が多い。きょうの内容を踏まえ、再発防止策の提案に向けて検討していきたい」と話した。

 

雑誌紹介 AERA』で相模原障害者殺傷事件を受けて記事連載

雑誌『AERA』が、2016年10月17日号より「障害者と共生する」という記事の連載を始めています。連載4回目となる11月7日号では、自民党の野田聖子衆院議員がインタビューに答えています。息子の真輝くんは医療的ケアが必要。野田議員は出生前診断の是非について「その判断については是も非もないと思う。障害のある子を育てていけるかどうかという環境にかかっているから」と言い、障害児を育てていける環境づくりを志向しています。また、今年話題になった「保育園落ちた日本死ね」についても、「そもそも落ちる保育園もないんだよというのが我々」と述べ、保育園・学校の看護師配置問題にも触れていました。

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