【巻頭】 6月10日(金)は「代表者会議」です、是非ご参加ください
障問連事務局
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毎年、第1回の「代表者会議」はオールラウンド交渉の要望書の検討を中心議題として議論します。この間、事務局でも前年度の回答を踏まえ検討をしてきました。この間、障害者春闘でDPI日本会議副議長の尾上さんの講演では、「障害者自身が自分たちの権利主張をもっと言いやすくできるようにしていくこと」、そして5月には「障害者の介護保障を考える会」主催による学習会で「障大連」の細井さんの講演では「障害者の切実な要求を実践として取り組み、その実態の上に行政に対して説得できる要求運動」の重要性が話されました。私たち障害者運動の原点と言うべき課題を改めて教えられました。さらに生活保護制度の減額、障害年金をめぐる予断を許さない状況、グループホームへのスプリンクラー設置は死活問題、また今回改正された総合支援法の見直しが実施される2018年は報酬改定や、さらに先行して進められる介護保険制度の改悪=軽度者の切り捨てが、障害者制度にも影響することが予測されるなど、私たちを取り巻く環境は、より厳しさを増していく恐れがあります。
そのような情勢を踏まえ、オールラウンド交渉の内容をより実態に密着したものにしていくため、是非、加盟団体の皆さんが日々実践される中で要求として上げていくべき課題を要望書に盛り込んで行きたいと思います。ご多忙とは思いますが、ぜひご参加ください。
6月 1, 2016