グループホーム

【グループホーム】 神戸市新規単独事業でグループホームに重度加算

障問連事務局

 

神戸市は、平成28年4月より「神戸市重度障害者受入グループホーム対象加算制度実施要綱」を、新規の事業として市単独で実施するようです。神戸市保健福祉局による「平成 28年度予算説明書」(*)によると、「障害のある方が地域のふれあいの中で、安心して豊かに暮らせるまちをつくります」として、新規事業に「重度障害者対策の推進」(予算額167,971千円)が挙げられており、その中のひとつとして「短期入所施設・グループホーム等への重度障害者の受入促進」が位置づけられています。事業概要として、「すまいの場であるグループホームについて重度障害者の受入促進及び民間住宅での活用の推進」、また事業イメージとしては、「親なき後対策」としての「グループホーム整備促進」として、「市独自の介護報酬加算を実施」するとしています。

 

「要綱」の第3条には、以下のようにあります。

市は、加算対象者に共同生活援助を行ったグループホームを運営する者に対し、共同生活援助を行った日あたり、次に掲げる額を支給するものとする。

区分5の者一人につき 1,500 円

区分6の者一人につき 1,800 円

 

つまり、この制度の対象となるのは、神戸市の支給決定を受けている障害者で、障害支援区分5の人に1,500円/人・日、障害支援区分6の人に1,800円/人・日がそれぞれ加算されるということです。これは制度上大きな前進であると考えられます。

(*)URL: http://www.city.kobe.lg.jp/information/municipal/giann_etc/H28/img/yosetu28-8.pdf

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