事務局より

編集後記

ついに「戦争法案」が衆議院を通過してしまいました。集団的自衛権とも絡み、いつ戦争への「人的支援」が求められてもよい状態となってしまうとも限りません。戦争は障害者のような「役に立たない」とされる存在を最初に「実験台」とするでしょう。私たちは、障害者の立場から反戦を貫き、この法案の廃案を求めていかなければならないと強く感じます。

個人的には、国立大の「理系優遇、文系潰し」も非常に気になります。文系的知のない核技術の開発、遺伝子技術の暴走など、憂慮すべき事案が多くあるからです。文系的な知がはぐくむ批判的精神があってはじめて、科学技術がかがやくのではないでしょうか。短期的な「産学協同による経済成長」に目を向けるべきではないと思います。無論、核といのちとは共存できません。

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