事務局より

編集後記

このところ、政治家の暴言が目に余ります。2013年7月29日の麻生太郎氏の「ナチスの手口に学べ」、2014年12月26日の石破茂氏の「戦争をするにあたって」に加え、この2015年3月には三原じゅん子氏の「八紘一宇」発言があり(16日)、そして安倍晋三総理までが自衛隊を「我が軍」と言い放ちました(20日)。このような発言をする人たちが、現在の政権与党なわけで、戦争のできる国づくりへと着々と進んでいっている気がしてなりません。一方、巻頭でもあるように、宝塚市では、市民福祉金が宝塚では存続していること、重度障害者医療費助成が精神障害者の2級まで対象となっていること、さらに障害福祉サービスの伸び率が県や国と比べて高いことを挙げ、これらの「使い過ぎ」数億円を、経済投資すべきと主張する市会議員もいます。そのような内容のビラが戸別配布され、統一地方選挙の争点として挙げられているのです。新年度を迎え、政治は誰のほうを向くべきか、近く迫った県会議員、市会議員選挙を前に、私たちも声を上げ続けなければならないと思います。

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