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新刊紹介

新刊紹介 『愛知の障害者運動――実践者たちが語る』(障害学研究会中部部会編、現代書館、2500円+税)

大阪・東京中心の障害者運動の中で、「きょうされん」「共同連」という働くことに主軸を置いた運動が名古屋に育ったのは偶然ではない。ゆたか福祉会、わっぱの会、AJU自立の家を中心に、愛知の独自性を探る。(出版社より)

(…)しかし、この流れとは全く違う、しかも70年代からの障害者運動の流れがある。それが共同/共働作業所の運動であり、ゆたか共同作業所(後のゆたか福祉会)とわっぱの会であり、障害者の働く場づくり、今の就労支援や就労継続といった制度の基をつくったのは間違いなくこの二つの会の存在が大きい。(…)

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