事務局より

【巻頭】 4/4 障害者春闘~「就労の課題~雇用における差別解消」~に 多数のご参加をお願いします

4/4 障害者春闘~「就労の課題~雇用における差別解消」~に

多数のご参加をお願いします

障問連事務局

 

寒さが和らぎつつありますが、皆さんお元気でしょうか。

2月24日ようやく差別解消法の基本指針が当初予定から約1年遅れて閣議決定されました。人権施策に否定的な現政権の下でかろうじて成立した差別解消法は「小さく生んで大きく育てよう」とされていますが、「差別解消法の理念は理解できるが、合理的配慮を含めた施策を実施するための予算を国は確保していない」との不満の声が自治体職員から出ています。その一方、各自治体の来年度予算、重点/新規施策が発表されました。

神戸市では移動支援施策の拡充、入院時コミュニケーション支援の対象拡大、しかし一方では神戸市東部地域での特別支援学校の新設に向けた検討のための予算も計上されています。宝塚市では医療的ケアが必要な児童の看護士配置については「予算がない」と厳しい対応、尼崎市では障害福祉サービスの支給基準が新たに設けられました。また明石市では手話言語条例に続いて差別解消条例が本格的な検討が始まります。このように県下各地で様々に状況が動いています。「制度改革の第二ラウンド」とされる現在、地域での取り組みが焦点になり、「事業所連絡会」の各自治体への障害者計画等の調査研究も始まりました。連携しながら、障問連としても県下の情勢を踏まえ、行政要望ならびに個別課題に取り組んでいきたいと思います。今年度「障害者春闘」は就労がテーマです。ふるってご参加ください。

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