市・町の制度 国/県の制度 オールラウンド交渉

障問連事務局より(2014/05)

兵庫県での計画策定に向けた取り組み

○障害者基本法を根拠とする「ひょうご障害者プラン」

○総合支援法に基づく「兵庫県障害福祉推進計画」

この2つの計画の期間は平成27年度から6年間。国連/権利条約が批准されて初めての計画、そして計画期間内に差別解消法が施行されます。また兵庫県では障問連をはじめ多くの当事者団体が審議会に委員として関わって初めての計画策定・・・色んな意味で重要な意味を持つ今回の計画策定に向け、「兵庫県障害福祉審議会」での検討が始まります。具体的には以下の分科会が5月~6月に開催されます。

○分科会の構成

・基盤整備分科会  (生活支援  保健・医療)

・教育/社会参加分科会  (教育  文化芸術スポーツ)

・しごと支援分科会  (雇用・就業・経済的自立の促進)

・くらし支援分科会  (生活環境・情報アクセサビリティ・行政サービス等)

・安全安心分科会  (安全・安心  差別解消/権利擁護)

→ 障問連は「安全安心分科会」に所属します。が、他の分科会も重要であり、前回(3/3)審議会でも凪委員からの意見要望を踏まえ、意見書の提出、資料の事前配布、情報保障等も実現されますので、全分科会に対し障問連として意見書提出に向け、現在準備しています。また各分科会への傍聴も最大限行う予定です。既に、以下の分科会が兵庫県ホームページで案内されています。関心のある方は是非、傍聴して下さい。(傍聴には事前に受け付け必要です。県HPを参照下さい)

・しごと支援分科会 5/16(金)13時~15時  県庁2号館11A会議室

・基盤整備分科会  5/22(木)10時~12時  県庁2号館11A会議室

神戸市の動向

○計画策定と条例制定

神戸市でも県と同様、計画策定に向けた検討が「神戸市障害者施策推進協議会」で行われますが、神戸市においては既に神戸市での条例制定に向け「制度分科会」が開催されており、先日分科会での取りまとめが行われ、5/16の「制度分科会」では、今後の取り組む方向が検討されます。

○グループホーム問題

前号ならびに本誌別項でも報告があるよう、寄宿舎扱いに伴う建築基準に係る問題についてパブリックコメント募集が実施され、それを踏まえ6月神戸市議会で条例提案が行われる予定です。障問連としても方針を具体化していきたいと思います。

相談事案

様々な課題について相談が多く寄せられています。神戸市では視覚障害者の方の介護保障問題について弁護士も交えた相談を継続しています。また入所施設での処遇問題、無年金に伴う生活苦に関する問題、就学に係る普通学級での教育保障に関する事等、事務局としてこの間取り組んでいます。

 

◎兵庫県と神戸市に対するオールラウンド交渉要望書の意見を募集します。

みなさんから、オールラウンド交渉に先立って兵庫県・神戸市に出すための要望書に関するご意見を募集します。次回拡大事務局会議に参加できない方はとりわけ、県や市への要望に関することを事務局までご連絡いただければと思います。

 

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