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ハンセン病施設 職員は削減せず  13年度厚労省方針

■ハンセン病施設 職員は削減せず  13年度厚労省方針(毎日新聞1/25)

国立ハンセン病療養所の入所者たちが職員削減に抗議してハンガーストライキを計画している問題で、田村憲久厚生労働相は24日、厚労省前で入所者代表らと面会し、13年度は今年度と同様の定員数を確保する方針を伝えた。ハンセン病療養所を国家公務員の定員数削減の対象から除外はしないが、削減分と同数の介護職員などを新たに補充し、毎年続いている職員減に歯止めをかける。

面会後、全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)の神美知宏会長は「削減計画の対象から療養所を外すという課題は残ったが、ハンストを覚悟した運動で目標の大部分は達成できた」と、一定の評価をした。全療協は2月に代表者会議を開き、ハンストなどをやるかどうか話しあう。全療協は昨年7月、「職員が減り続けて医療や介護の質が大幅に低下している」としてハンストなどの抗議行動を決定。超党派の国会議員が削減計画から外すよう首相官邸に申し入れていた。

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