編集後記
10/31、衆議院議員選挙が行われました。ご承知のように、自民減少ながら過半数確保、公明微増、立憲民主減少で責任を取って枝野代表が辞任の意向を示しました。維新が前回11議席、今回41議席と議席数を30も増やし、公明を抜いて衆議院で第3党に躍り出ました。大阪は19の小選挙区のうち15が維新、4が公明と、自民すら寄せつけない強さを示しました。兵庫では選挙区は12、内訳は自民8公明2立憲1維新1でした。暗澹たる結果、お先真っ暗で、こんな国にいたくない、早く海外に逃亡したいという気持ちがムクムクと湧いてきます。そんな中、沖縄2区の小選挙区で社民党が自民党を破った(自民は比例で当選)ことを知ったときには、米軍基地反対運動の地道な努力を思い、思わず涙が出てきました。
斎藤兵庫県知事は、11/2の定例会見で、この衆院選の結果を受け、「自民・公明与党の安定的な国政運営への期待の一方、維新が進める改革を求める民意があらわれたのではないか」と述べ、県政においても「安定と改革の民意を反映し、大阪府と連携を深めていきたい」と述べています。より一層、県政を注視していく必要を感じます。(NZ)
11月 7, 2021