【巻頭】 8/20～4度目の緊急事態宣言 県にオールラウンド要望書を提出
野橋順子（障問連事務局次長）
皆さんこんにちは。兵庫県では8月20日から9月12日まで4度目の緊急事態宣言が出ました。皆さんも疲弊していることと思います。また今回の感染拡大は今まで以上のもので、変異株など本当に油断できない状況があります。
私たちの関係者や周辺で続々と発症者が出ています。そして残念ながら加盟団体の障害者のグループホームの知的障害者の方が感染し亡くなられました。本当に悲しい出来事です。私の気持ちも不安と動揺でいっぱいです。私は直接その方と頻繁に会う関係ではありませんが、それでも昔からの知り合いで、ニコニコしながら声をかけてくださった姿が印象的で、とても明るい方でした。その方と最近会った人に事情を聞くと、亡くなられる直前まで普通に喋っていたらしいです。身近な人の思いを察すると、本当に心が痛みます。ご冥福をお祈りいたします。
私はヘルパー派遣事業所をやっていますが、ヘルパーの中でもコロナ陽性者が多発していて、日々の介護ヘルプのシフトの組み換えで大変なことになっています。24時間ヘルプをつけている障害者が陽性になる事例は今のところありませんが、もしそうなればどうすればよいのかと日々不安がいっぱいです。入院先の確保、病院にヘルパーが入れるのか、自宅療養できる環境はどうするのか、ヘルパーは来てくれるのか・・・等々、本当に課題がいっぱいです。また知的障害者の方は外出したいけど、できないストレスと闘っていて、みんな限界を迎えている感じがします。リモートなどを使って話し合う形をとったり、試行錯誤している状態です。
早く早くこの状況が1日でも早く落ち着いてくれることを祈るばかりです。明けない夜はないといいますか、そのことを信じて皆さん力を合わせながらやっていきましょう!
次回の会議もまた残念ながらリモートになります。ご参加できる方がいればぜひよろしくお願いします!
9月 3, 2021