介護保障

介護保障について

・兵庫では1970年代から兵庫青い芝の会を中心とした重度障害者の自立生活、1980年代には県下各地の作業所等を拠点として自立生活、そして1990年代から自立生活センター運動により自立生活を実現する重度障害者が増えてきています。しかし、地域偏在が強く、障問連としてどの地域に住もうと当たり前に介護保障できるよう要望を重ねています。加古川市の加盟団体の当事者が兵庫県に不服申請の申し立てを行ったり、加盟団体の伊丹市在住の当事者からも相談が寄せられたり、また介護保険適用問題も不安な声や相談が寄せられています。

・2011年には神戸市の支給決定ガイドライン(主に重度訪問介護)を巡り交渉を行いましたが、壁が厚く、この10月に神戸市西部でのシンポジウム開催により当事者の要求を活性化させたいと考えています。また神戸市では、移動支援を巡っても一律上限32時間と、阪神間等の他市と比べても極めて低い水準です。昨年度オールラウンド交渉では、「必要不可欠外出なら上限はない」との回答を得たものの、具体的な加盟団体の当事者のケアプランを提出し、時間増を求めましたが認められませんでした。

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