事務局より

編集後記

菅内閣はようやく臨時国会を召集し、10/26から開かれている。同日に行われた所信表明演説では、「障害や難病のある方々が、仕事でも、地域でも、その個性を発揮して活躍できる社会をつくってまいります」と述べた。その一方で、「私が目指す社会像は、「自助・共助・公助」そして「絆」です。自分でできることは、まず、自分でやってみる。そして、家族、地域で互いに助け合う。そのうえで、政府がセーフティネットでお守りする」というまったく錯誤的な社会像を打ち出している。そもそもの政府の役割というものを履き違えている。政府とは税金を徴収し、それをもとに社会資本や公共サービスを提供するものであり、「助けがない人をお助けする」という類のものではない。このような人がトップではいけない、個人的にはそう思う。(NZ)

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