事務局より

編集後記

最終授業が7月26日だったこともあり、相模原事件を踏まえて、「どのような場合でも人を殺すことは道徳的に正しくないと言えるのか」について、受講生に議論してもらいました。すると、相模原事件に関連して、「なぜ対人援助者が優生思想を持つのか、ではなく、優生思想を持つ我々がなぜ対人援助をするのか、と問いを反転してみたい」「元施設職員ではなく、19名の障害者がそれぞれ親に殺されていたとしたら、ここまで大きく報道されただろうか」など、刺激的な意見が飛び交いました。議論を整理するのは難しくもあるのですが、こちらも挑戦的な問いかけをしてみたりして、なかなか白熱した授業でした。(NZ)

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