編集後記
「歩けないから飛行機に乗れない」とは、奇妙な理屈だと思います。飛行機で行くようなところには、歩いては行けない、もしくは歩いて行くと相当に時間がかかることが予想されます。健常者においても、飛行機はその人の「足代わり」なわけで、理屈として「歩けないから飛行機に乗れない」は成り立たない、成り立ってはいけないことだと思います。歩けないからこそ飛行機に乗っていくのです。「飛行機は誰にとっても使ってよいものだ」という認識があれば、こういうことは起こらないのです。改めて障害者差別の根深さを感じます。
7月 5, 2017