優生思想 お知らせ

書籍紹介

■利光 恵子 著・松原 洋子 監修 20160331 『戦後日本における女性障害者への強制的な不妊手術』,立命館大学生存学研究センター

http://www.arsvi.com/b2010/1603tk.htm

 

ご存知のように、「不良な子孫の予防」という名のもとに、障害をもついのちは、ときには中絶されるなど、抹消され続けています。とくに、障害を持つ女性に対しては、生理の介助が大変だからという理由で、強制的な不妊手術が正当化すらされてきました。

この書で扱われる障害者たちも、本人の同意なく子どもを産む機能を奪われました。そうした障害者たちの証言集になっています。障害者の生と性が、いかに軽く扱われてきたのか、改めて知ることができると思います。

 

*上記URLに、入手方法が書かれています。また、テキストデータ提供もあります。

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