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【報告】 1/18「宝塚市の障害者権利条約制定に向けて ~合理的配慮を考える~」フォーラムの報告

【報告】1/18「宝塚市の障害者権利条約制定に向けて~合理的配慮を考える~」フォーラムの報告

障問連事務局

昨年、台風で中止になった表記フォーラムが1/18に開催されました。

主催:「宝塚市身体障害者福祉団体連合会」「障害者情報クラブ」「宝塚市社会福祉協議会」

後援:宝塚市、宝塚市教育委員会   協力:NPO法人とことこ

主催団体を代表して、市議会議員でもある井上聖さんから開会の挨拶が行われました。この間、宝塚市議会での超党派議員による「障害のある人もない人も共に安心して暮らせる宝塚づくり研究会」により視察や関係団体等の調査が行われ、近々、政策提言をまとめられる等の報告と是非、宝塚市での条例制定を実現したいと挨拶されました。

また中川智子宝塚市長からも、「条例制定は急務」「地域の特性や実情に応じた条例を作りたい」「そのためにもまず議会と市当局がしっかり議論すること、市の職員もしっかり配置して取り組んでいきたい」と力強く挨拶されました。その他社会福祉協議会の方からの挨拶も受け、フォーラム前半は、「バリバラ」司会者としても活躍される玉木幸則さん(西宮市障害者総合相談支援センター長/西宮市自立支援協議会会長)の講演、続いて玉木さん、3人のパネラーの方も交えた座談会が行われました。

玉木さんからは、「そもそも福祉とは何か」「障害者がなぜ『地域で生きる』『地域で働く』と言わねばならないのか」「阪神大震災時のご自身の体験、東日本大震災時に精神障害者から『自分生きていていいんですか』と寄せられた手紙に号泣した事」「虐待と言うけれど本当は犯罪行為」「障害とは何か」「イタリアでは精神科の急性期でも入院日数は4~5日、でも日本は・・・」など基本的に視点を中心に話されました。また、西宮市では全課職員を対象として差別解消法の説明を玉木さんが行われた、今後は学校も含め行政機関が合理的配慮を行わなければ、合理的配慮義務違反として裁判になれば「負けます」、だから裁判しなくていいように「話し合い/協議のテーブルを作りましょう」、それが条例の意義。また「自立支援協議会を活用した事例の募集」や市の広報を通じた「合理的配慮の好事例」を積極的に広報してはどうか等、具体的に講演されました。

最後に、会場からの質疑の中で、医療的ケアを必要とする子どもがこの春地域の小学校に就学希望しているが教育委員会は特別支援学校を勧める、そんな事が今でもある事はおかしい、安心して通えるように看護師や介助員の保障、まさにそれかせ合理的配慮ではないのかと意見が上げられ、各パネラーから応援のエールが送られました。最後に「宝塚障害者フォーラム2015《宣言》」が読み上げられた。

 

1.障害者差別解消法が完全な形で施行されるべく、何が差別に当たるか明確にし、地方行政の立場から様々な事例を収集し、その体制整備をすみやかに行って下さい。

2.地方行政の立場から、宝塚市に根差した具体的な条例を制定して下さい。その制定に当たっては・・・

・障害当事者団体の参加による審議会を作り、私たちも条例制定に参画します。

・差別を受けた人が相談でき、相手方との話し合いを可能にし、問題解決を図る仕組みを障害者参加を前提で

作り、私たちも協働していきます。

 

以上(一部抜粋)の宣言が、参加者一同により一緒に読み上げられ、フォーラムは閉幕しました。

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