【お知らせ】 2014年度/第34回総会のご案内
日頃、障問連の活動にご支援、ご協力ありがとうございます。また、加盟団体におかれましては、障害者の人権擁護、地域生活支援に尽力されていることと存じます。
早いもので、2014年も終わりに近づきます。今年度当初には、障害者制度改革の目標でもあった「国連/障害者権利条約」への批准が行われました。しかし批准直後の6~7月には、精神科病院の病棟を居住施設に転換し、それをもって地域移行したとする方針が示され、急きょの呼びかけに3000人もの反対行動が取り組まれましたが、容認されてしまいました。
また集団的自衛権、秘密保護法の強行などますます右傾化を強める安倍政権は、金融緩和による景気浮揚、市民の暮らしも良くなるのだと巧みに誘導し、現在衆議院の解散もほぼ決定し、更なる政治再編と自らの政権保持のためにのみ奔走するという状況を迎え、現政権が維持され更に強化されれば、既に進行する社会保障制度全般の抑制がより加速化し、障害者施策に対しても削減の動きが顕在化する可能性が極めて高いと言わざるをえません。
権利条約批准後、「制度改革の第2ラウンド」の正念場を迎える今日、このような私たちを取り巻く政治の動向に関わらず、しっかりと「共生社会」の実現、当たり前に地域で生きていくための諸権利の獲得に向け、障問連としてしっかりと活動をして行きたいと思います。
障問連として今年度も精一杯、様々な課題に取組んできました。きたる総会では、そういった今年度活動の報告をさせていただき、来年2015年度の活動方針について皆さんと議論を深めていきたいと思います。
ご多忙とは思いますが、加盟団体/個人会員に皆様におかれましては是非ご参加ください。なお参加できない加盟団体の方は、必ず委任状を事務局までご返送ください。
また、今年度も総会開催後には、別紙のように「人権シンポジウム」を開催いたします。障害者問題を起点にしながら、様々な立場の団体とのつながりや共闘関係を構築していくためにも「人権シンポジウム」の取り組みは必要と考えます。まさに「ヘイトスピーチ」等、かつてでは考えられなかったような露骨な人権侵害の動きも顕著であり、原発被害や平和問題など、課題は多くあります。
年の瀬が近づきますが・・・12月20日(土)に是非お会いしましょう!!!
日時:12月20日(土)午前10:30~
場所:アステップ神戸
12月 5, 2014