編集後記
機会があり、加盟団体のひとつである「えんぴつの家」刊行の冊子『三十年の歩み』を読ませていただきました。教育相談から始まり、三十年間ずっと障害者と健常者とが地域の学校や社会でともに学び、ともに生きることを、理念だけではなく実践してきた拠点のひとつです。理事長の松村さんのあとがきに、「どんな思いで、どのようにして作られたのか若い人たちに受け継いでもらいたい」という言葉もありますが、先輩方の思いを受け取り、さらに後進に伝えていかなければという思いを新たにしたところです。一歩ずつ前に進むことの力強さが冊子から感じられました。
情勢は厳しいですが、一歩ずつ進めるよりないですね。よい年末をお過ごしください。
12月 3, 2015